境界性パーソナリティ障害と離婚

浮気を繰り返す妻に我慢できず離婚を申し出た

 私の妻がメンタル的に強くないことは、付き合う前から理解していました。元々、私がそういった弱い女性に惹かれやすい正確であったのと、妻も境界性パーソナリティをうまく隠していました。正直、このくらいのメンタルの弱さならなんとかなると結婚当初は思っていました。結婚当初はあまり問題は起きておらず、問題が発覚したのはふと妻のSkypeでのチャット画面が見えたからでした。

 

 妻のSkype画面のフレンドリストには男らしき名前の人がズラズラと並んでいました。少し嫌な予感がしましたが、妻は大学が経済学部だったこともあり、女性が少ない環境で生活していたので男性の友達が多いのだろうとその時は自分を納得させていました。後日、妻がSkypeを休憩してお風呂に入っている最中、ふと調べごとがしたくなり、面倒だったのでログアウトせず妻のアカウントのままPCを操作しました。しばらく調べごとをしていると、Skypeのチャット通知が来ました。「今度どこで遊ぶ?」これだけでしたら、ただの仲の良い友人だろうと思えました。しかし次に来たチャットに目を疑いました。それは早く会って一夜を過ごしたいといった内容でした。浮気はメンタルが弱い女性にありがちなので、そういった女性を好んでいた私も慣れてはいました。しかし結婚後とのなると話は違います。離婚も視野に入れなくてはならないと考え始めました。

 

 まず、お風呂を上がった妻に、Skypeの画面を見せて優しく問い詰めました。すると妻はワンワンと泣き出すのです。あなたに見捨てられるんじゃないかと不安で不安でしょうがなかったと妻は言います。(→見捨てられ不安)しかし、私は今まで1度も約束した時間より遅く帰宅したことはありません。それほど妻一筋で浮気をする時間などありませんでした。「不安にさせていたならしかたない、これからは私も気をつけるよ」ということで、ひとまず離婚は回避し、今後一切浮気をしないことを誓わせました。ここでたいていの女性でしたら浮気をやめるでしょう。しかし境界性パーソナリティ障害の女性、つまり妻はやめてくれませんでした。その後1ヶ月も立たないうちに、何度も浮気を繰り返し、それを問い詰めても泣くばかりで話になりませんでした。私は当初、浮気くらい可愛いもんだ、家庭に帰って温かい料理を作って待っていてくれればそのうち許せるだろうと本気で思っていました。しかしここまで繰り返されると開いた口がふさがりません。心療内科や精神科も受診させましたが、下手をするとお医者様までたらしこんでしまいそうでした。こうなるともう普通の結婚生活はおくれないと思い、私は妻に離婚を申し出ました。

 

 この病気について思うことは、過剰に本人に期待しないほうが良いということです。相手をどうにかしてあげようと思って接していると裏切られて失望します。恋愛感情を持っていると「こんなに私を愛してくれているのに、ダメな彼女でごめんなさい」などと言われた時、ころっと許してしまいたくなります。境界性パーソナリティ障害の人は人を操作するのも上手なのです。(→対人操作)私はこれで懲りたので、これからはどんなに寛容な私でも、境界性パーソナリティ障害の方と付き合うことはないと思います。現在恋愛をしてます。たまに「ん?」と思うことがあると、境界性パーソナリティ障害ではないかと疑うようになってしまいました。窮屈な思いを自分も、おそらく相手もしていると思います。あまり過剰にならないよう気をつけます。

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