病院・医療機関の探し方|境界性パーソナリティ障害

治療に適した医療機関

どの診療科に行くか

精神科(メンタルヘルス科)または精神神経科を受診しましょう。
神経内科や脳神経内科と間違えないようにしましょう。神経内科や脳神経内科は体の病気を診る科なので違います。

病院か医院(クリニック)か?

病院は、20床以上のベッドを備えていることが条件であるため、必ず入院施設があります。医院(クリニック)には入院施設がないところもあります。
また、病院には手術もできる施設を備えています。
一概にどちらがいいかとはいえません。
境界性パーソナリティ障害に腰を据えて取り組んでくれる医師やスタッフがいることが重要です。

保険はきくか?

基本的に、医師の問診、精神療法、薬物療法は、すべて保険がききます。
精神療法のうち、認知療法と認知行動療法は、うつ病の治療のみ、保険がききます。

病院・医療機関の探し方

境界性パーソナリティ障害を治療するには、精神科や精神神経科にかからなければなりません。
できれば、境界性パーソナリティ障害に対して、腰を据えて治療に取り組んでくれる医師がいることが理想的です。
次のような探し方で情報を集め、積極的な病院・医療機関を探しましょう。

  • 病院・医療機関のホームページをチェックする。
  • 電話で問い合わせる。できるだけ本人の症状を具体的に話しましょう。
  • 地域の精神保健福祉センターに相談する。
  • 地域の大学附属病院や、国公立病院の精神科に問い合わせる。
  • 家族会などのグループに参加し、情報をもらう。

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